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人間ブルース、撮らせて貰う。

休みの日、現像しようと思ったけど、やっぱり撮影に行きたくなったから、久しぶりに
人間ブルースに向った。そしてアメ村か西成か、迷ったけど、アメ村に向った。
この時期は学生らは春休みなのか、けっこうな人間がいた。けど、徘徊するものの、あまり
反応できず、時間が過ぎていく始末。
何度目かの三角公園をまわったとき、いつものシゲさんがいた。相変わらずの革ジャンに革パン。そして
今日は赤いベレー帽できめていた。
シゲさんの隣に腰掛け、しばらく笑談。その間4枚とった。うち1枚は面白いシチュエーションになったので
シゲさんにレンズ見て貰って撮らせてもらった。
その後、何故かカメラの話しになり、シゲさんが、この近くに中古カメラあるから、連れてってあげると
言うから、ついていった。そこは三和カメラさん。ブロニカの66マガジンが売っているのが見えた....買ってないけど。
するとシゲさんが『ここいったら何でもわかるんちゃうん?』と。せやな、また用があったら行ってみるわ。と礼を
言って、又一緒に三角公園に戻る。暫く又、話して、ボチボチ撮りにまわるわ。おおきに。と言って別れた。

人間ブルース、撮らせて貰う。_b0271555_13103274.jpg
その後、また徘徊。すると、以前、バケペンで撮らせて貰った、やんちゃななおっちゃん、イシバシさんに出会った。『よーさしぶりやの〜』と相変わらず、いかついし、口は悪いが、ええ人や。煙草をやって、数枚撮らせてもらう。(今回はブロニカ)そっから20分位、おっちゃん、話し出す。何とか別れて、移動してたら、イシバシさんが、『あそこの外人撮ったってくれや〜。』あそこというのは、店の前にいる黒人の事。『いや〜数年前に断られたから、ええわ〜。』と言うも、『頼むは、もー言うたあんねん。わしの顔、たてたってくれや〜』仕方なしにフィルムマガジンを交換して、そこに行った。そこでイシバシさんはドスのきいた声で、『はよ、撮ってもらえ!!』と黒人に言う始末。こっちも仕方ないけど、1カットだけ日中シンクロで撮影。イシバシさんは『ほら見てみ、いう事聞きよるやろ』と誇らしげ。二人に礼を言って別れて、再び徘徊するも、この日のアメ村は人は多いけど、なんか反応できない。ここで見切って難波方面〜日本橋に歩く。しかしこれが裏目に出たのか余計に反応できなくたった。もー今日は終わりやなと感じて、ライムライトにむかった。又、顔見知りだけの人間ブルースになった。
by paka67 | 2017-03-28 13:06 | 人間ブルース
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